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求人倍率ってなに?

求人倍率とは、わかりやすく言うと、 仕事を探している求職者1人あたりに、何件の求人があるのか を示す経済指標のことです。 一般的に、◯倍という形で表されます。 例えば、求人倍率が1.5倍だったとします。 この時、求職者1人あたりに1.5件の求人が存在する状態です。 このように、求人倍率が1以上の状態は、求職者に対して求人のほうが多い状態で、人手不足の状況と判断できます。 「求人倍率が高い」とは、倍率の数字が大きい状態、つまり、人手不足傾向の状態を言います。 「求人倍率」は、実際にデータとして使われる際には、別の名前で使われることがほとんどです。

新規求人倍率と有効求人倍率の違いは何ですか?

新規求人倍率が当月の求人倍率であるのに対して、有効求人倍率とは、 有効の求職者数に対して、有効の求人数が何件あるか という指標です。 有効求職者数とは、 ハローワークにて当月に受け付けられた新規求職者数と、前月から繰り越された求職者数を合計した、現在有効な求職者の数 のことです。

有効求人倍率の計算式ってなに?

有効求人倍率の統計対象はハローワークを通じた求人・求職に限られ、求人雑誌・サイトなどの情報は統計に含まれません。 新規学卒者に関する求人、求職も統計対象外となります。 計算式は「200(有効求人数)÷ 400(有効求職者数)= 0.5(有効求人倍率)」 です。 計算する際の注意点としてあげられるのは、「非正規雇用労働者数」「季節調整値」です。 詳しく解説しましょう。 有効求人倍率の計算対象となる母数には、正規雇用労働者と非正規雇用労働者の数が数値に含まれます。 同時に「正社員の有効求人数」と「パートタイムを除く常用の月間有効求職者数」を母数にして算出した有効求人倍率も発表されるのです。

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